『こころのケア研究所 SHINKA』のカウンセリング
SHINKAのカウンセリングは、長年医療現場で臨床経験を積んだ臨床心理士・公認心理師の心理専門資格を持つ当オフィス代表の田所俊作が担当いたします。
【営業時間】
🔸火曜・水曜・金曜の午前(9:00〜12:00)と午後(14:00〜16:00)
🔸木曜の夜間(20:00〜22:00)
🔸土曜の午後(14:00〜16:00) ※祝日の場合はクローズ
【料金】(全て税込価格)
🔸インテーク(初回)面接 10,000円(所要時間 90分)
🔸2回目以降のカウンセリング 8,000円(所要時間 50分)
【注意事項】
・精神科を受診中の方は、主治医の許可を得ていただく必要がございます。
・料金のお支払いは、カウンセリングご予約日1週間前までに口座振込でお願いしております。(お振込先は、ご予約確定後、別途メールにてお知らせいたします)
・前日までのキャンセルであればキャンセル料は発生いたしませんが、当日キャンセルの場合はキャンセル料が全額発生します。
※キャンセルする場合は、いかなる場合でもご連絡いただけますようお願い申し上げます。
※空き待ち予約は 2024年1月31日(水)18:00 をもちまして受付を締め切らせていただきました。
初回カウンセリングについて
当オフィスのカウンセリングでは、治療的なカウンセリング(治療面接)を受ける前にインテーク面接(受理面接)を受けていただきます。こちらの説明時間も含まれますので、たっぷり90分確保しております。
インテーク面接の目的は、相談者様が抱えている問題やカウンセリングに対するニーズを明確にし、カウンセリングをスムーズに進めるために行われます。また、カウンセリングを継続するかどうかを決めていただくためにも重要です。
カウンセリングを受けることが初めてで何を話せば良いかわからない方も、インテーク面接で漠然と思っている困り事をお話しいただければ、カウンセラーが内容を整理いたしますので安心してお話しください。
カウンセリングの合間には簡単な課題を出させていただくこともございます。当オフィスの運営するYouTubeチャンネル「こころのケア研究所」でもセルフメンタルケアを学習していただけると思いますので、自主学習とカウンセリングを組み合わせることで効果を上げることが期待できます。
カウンセリングに用いる心理療法
当オフィスでは精神分析的心理療法、認知行動療法、スキーマ療法、解決思考アプローチなどの心理療法を相談者様の特徴やニーズに沿って組み合わせる統合的心理療法を用います。
ただ話を聞くだけのカウンセリングではなく、相談者様の根本にある「生きづらさ」の原因を探り、思考や行動の癖を苦しくない形に修正を試みたり、ストレスから身を守るための手法を学んでいただくことで、最終的には自分一人でセルフメンタルケアができるよう支援いたします。
また、それでも生きづらさが根強く残ってしまう方には、過去に受けた心の傷を癒すようなカウンセリングを試みる可能性もございます。その方の本来の良さを引き出し、自分らしさをそのままに生きづらさを手放していけるようなカウンセリングを心がけております。
カウンセリングの流れ
まずはゆっくり話たい話をしていただきます。今まで話したかったのに誰にも話せなかったこと、満たしてもらいたかったのに満たされなかった思いなどを自由に表現してもらいます。誰にも言えないような怒りの気持ちやどんなにネガティブな話でも遠慮なくお話しください。その話の中で、カウンセラーは相談者様の特徴や抱えている生きづらさなどを把握していきます。
自分の気持ちを理解し、気づく練習をしていきます。また、自分で自分を支える技術を習得していただきます。ここでは認知行動療法の手法を主に用います。生きづらさと向き合うことは少々心に負担がかかるため、まずは傷ついた心を癒し、自分で自分を守れるようになることは大切なプロセスとなります。(この時点で十分に心が回復しカウンセリングを終結する場合もあります)
幼少期にトラウマを抱えている方は「2」までの工程でも不十分な場合があるため、希望に応じてより心の深い部分にアプローチするスキーマ療法を用います。初めからスキーマ療法やインナーチャイルド療法を求める方もいらっしゃいますが、これらの療法を行う際に上記の1〜2の工程は必須となってきます。なぜなら、心の深い部分にアプローチをする心理療法にはカウンセラーと相談者感の深い信頼関係が必要であり、なおかつ相談者様の心の回復力が必要だからです。この工程では、主に中核信念(無意識下にある自分を苦しめる信念)の書き換え作業を行います。
自分を大切にする新たな中核信念を生み出したら、それに沿った行動を取れるよう促します。考えが良い方向に変化しても、行動が変化しないと長年かけて積み重ねた昔の中核信念が徐々にぶり返してしまうからです。行動様式も新たなものに変化していくことで、カウンセリングで生み出した適応的な中核信念が心に馴染んでいきます。
ある程度「生きづらさ」の改善ができたら、カウンセリングのペースを落とし、年に数回のフォローアップ面接を行います。また、心に不調をきたしたら、カウンセリングのペースを元に戻すこともできます。心が限界を迎えた時ではなく、心が少し辛くなった時に心のメンテナンスをする目的でもカウンセリングをご利用いただけます。